『仕手株をリスク管理まで含めて論理的に語る貴重な本』
仕手株というと「怖い」、「怪しい」というのが多くの人の認識だろう。ところが、この本では仕手筋に徹底的にコバンザメのように張り付くことで、儲けていく方法を書いている。これまで論理的に語られることがほとんどなかった仕手株について、論理的かつ具体的に書いている本は見たことがない。
また、リスク管理についてもちゃんと指摘している点についても、好感が持てる。信用はよほどのことがない限りしないほうがいい、あるいは損切りをしっかりする、平常時の1.3倍までの株価で初動をできないときは諦めたほうがいいなど。
とはいえ、この本でも述べているが、仕手筋の基本的な稼ぎの構造は、株価を吊り上げて、上がったところで飛びつく個人投資家に売り抜けるという仕組みに変わりはない。
この本を読んで即、仕手株に手を出すより、パチスロ感覚で気楽な額の資金で試しにやってみるか、仕手株についてこの本以上の内容を書けるくらいに徹底的に研究してから手を出した方が良さそう。